ビタミンCの重要性

人間にとって、肌や粘膜の健康に欠かせないビタミンC

犬の体内でもビタミンCは非常に重要な役割を担っています。

酸化還元作用があり、コラーゲンの生成や鉄の吸収、コレステロール・脂肪酸・アミノ酸などの代謝、また活性酸素の除去、免疫力の維持など多方面な効果を体内で担っています。
また、抗酸化物質であるビタミンEを再生にもかかわります。

ビタミンCが欠乏しやすくなる状況とは

犬や猫は、ビタミンC体内で合成できます。
つまり厳密な意味で必須ビタミンとは言えません。
しかし妊娠・病中・ストレスなどで合成機能と効率が落ち、欠乏することもあります。
さらに、肝臓に障害がある場合には、ビタミンCの合成能力も低下します。
薬を服用している場合、薬の代謝も肝臓で行われますので合成能力の低下に注意が必要です。

ストレス犬のビタミンC合成量は、一日の限度が60mg程度とされています。
例えば、あるストレスが発生した場合、抗ストレスホルモンが分泌され、血圧の低下などによりストレス対処を行います。この働きの中で、ビタミンCが消費されます。
ビタミンCが欠乏していると抗ストレス反応がうまく行われず、ストレスが解消されません。すると病気の進行や感染に対する抵抗力が弱まることとなってしまいます。

バランスの良い食事とサプリメントで補給

総合栄養食のペットフードは1日に必要なビタミンやミネラルが含まれています。
ただ、偏食や食欲低下などでしっかりとした食事がとれていない場合や、手作り食で栄養が偏ってしまっている、妊娠中や病中・ストレスが多い状態の場合などはサプリメントを上手に活用していきましょう。
果物や緑黄色野菜にもビタミンCが豊富です。いちごや柿、キウイフルーツなど適量であれば、間食として飼い主様と一緒に楽しく食べてビタミンCの補給にもつながりますね。

参考記事
犬の皮膚病を食事とサプリメントでケア
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ビタミンEで酸化を防ぐ